栃木県のグルメといえば宇都宮市の餃子だけでなく、佐野ラーメンを思い浮かべる方も多いと思います。
ただ「佐野ラーメン」って言葉は聞いたことがあっても、あっさり醤油味ってこと以外にいまいちイメージがつかめない方が多いですよね。
まさに僕がその一人でした。
今日は佐野ラーメンの生みの親ともいわれる「森田屋総本店」で佐野ラーメンの神髄を味わってきたのでレポートしますね。
森田屋総本店
日曜日の11:00ちょうど、開店時間に合わせてお店に到着しました。

この日はあいにくの雨模様でしたが、到着した時には既に長蛇の列が出来ていました。
みんな何時から並んでいるの~(*_*;
最近行列に並ぶことが多すぎて、日本人の食への探求心に驚かせられるばかりです。
ともあれ佐野ラーメンの神髄を味わいにはるばる山形県から来たのだから、ここで引き返すわけにはいきません。
今日もとことん待ちますよ~
店内の様子とメニュー
ようやく店内に入ったときに右側を部屋を覗くと、若い職人二人が麺を作っている所が見られました。

タイミング的に写真には残せませんでしたが、奥に立てかけてある青竹を使って上手に体重をかけながら麺を引き延ばしていたりしていました。
ちょっとこの麺、やばいかも!(^^)! 期待が膨らみますね~
そして45分ぐらい待ってから、ようやく店内の会計までたどり着きました。
こちらのお店は先に注文と会計を済ませるシステムのようです。

メニューは写真の右上にあります。
見づらいですよね~良かったら画像をクリックして大きくしてみて下さいね。
どうやらラーメンは「中華そば」と「チャーシューメン」しかないようです。
さすが人気店です。メニューを少なくして回転を良くしているんですね。
僕も妻も「中華そば」注文しました。
そのあと入り口近くのテーブル席に通されましたが、行列の横だったためちょっと人の視線が気になりましたね。
席は入り口付近のテーブル席と奥にある広い座敷席合わせると、90人の収容が可能だそうです。
中華そば
注文して15分、トータルの待ち時間ではちょうど1時間経った頃にようやく「中華そば」が運ばれてきました。

醤油ラーメンにしてはなんとなく優しいフォルムに感じませんか?
棘がないというか角がないというか・・・
そんな第一印象は一口目のスープで確信に変わりました。
動物系のスープにもかかわず口当たりがとてもマイルド。上手に出汁をとっているのがうかがわれます。
そしてこの麺・・・

スープと同じく口当たりが優しいのですが、しっかりとコシがあり、口に入れた時のスープとの一体感がたまりません。
もしかしたら機械打ちの麺ではこの感覚を表現することが出来ないのかもしれませんね。本当に美味しい麺でした。
最後にチャーシューですが、柔らかくて旨味がギュッと詰まっているチャーシューでしたが、ちょっと僕には塩味が強かったと感じました。初めて食べたので、たまたまだったかもしれません。
まとめ
今回、初めて佐野ラーメンを食べたわけですが、僕の佐野ラーメンに対する理解度は、ぼんやりと実態が見えつつあるかなぁといったところでしょうか。
具体的に言えば、スープにも麺にも優しさを感じるところが魅力の一つなのかなって思います。
また機会があれば別のお店で頂いて、ぼんやりから確信へと変われる何かをつかめたらいいなと思います。
住所 栃木県佐野市堀米町70
電話番号 0283-22-2318
営業時間 11:00~14:00
17:00(変更の場合あり)~19:00
定休日 水曜日