山形県民として、さらには「美味いもん」ブログをやっている庶民代表として、決して避けて通れないお店があります。
それが今回紹介する「琴平荘」です。
メディアにも取り上げられることが多いこちらのお店は、普段は旅館として営業していますが、閑散期の10月から5月の冬期間のみラーメン店として営業をしている変わった形態のお店となっております。
大人気店だけあって、週末は半端ないぐらい人で溢れます。
今回私が訪れたのは土曜日なので、ある程度の待ち時間を覚悟して、早めに到着するように我が家を出発しました。
琴平荘
そして着いたのが10時55分です。
11時開店なのにお店の前に誰もいません。
でも玄関には沢山の靴がありますねー
みんな中で待ってるのかな?と思いながら店内に入ります。
旅館の中を進むと、大広間が見えてきました。
その中に入ると・・・
すでにこの賑わいです。
しかも、もう食べている人がいました!

待っている人もいっぱいです。
余談ですが、こちらでは、待ちスペースがちゃんと用意されており、立ったまま待たされるということはありません。(別室もあります)
そして僕らの順番はというと・・・

42番目でした。(実質24人待ちみたいです)
開店前に着いたんですけどね。
さすがです(^o^;)
メニューと注文
待つこと1時間。。。
遂に呼ばれました。
しかも、ちょうど12時ぐらいだったので、予定通りで~す(^^♪
メニューはこんな感じですよ~



僕が注文したのは、「中華そば」のこってりで麺硬めです。
大盛りメニューは平日だけなので、この日は普通盛りで注文です。
でももし足りなかったら替え玉も出来るようです。

中華そば
待つこと10分、運ばれてきました。

なんて美しいフォルムでしょう!
大き目のチャーシューに存在感のあるメンマ、そして何よりスープから漂うアゴ出汁の香ばしい匂いが、強烈に食欲を刺激します。
まずはスープですが、アゴ出汁の旨味が口の中いっぱいに広がり、鼻から抜けていきます。
トビウオの焼き干しを使っているそうですが、雑味は全くなく、深~~い魚介系の旨味を感じる本当においしいスープなんですよ。

麺は今回、初めて硬めにしたのですが、これが大正解でした。
プリプリの弾力がある麺で、僕の好みにピッタリです。
美味しいスープが絡まったこの麺を食べると、五感すべてが満たされるような、何とも言えない感覚に陥ります。
そしてこのチャーシューとメンマですが、

それぞれがおいしく調理されているのですが、スープや麺の一切邪魔はしません。
というよりもスープと一体となって、ラーメン自体の品格を何段も押し上げています。
すべてのバランスが見事にとれた、本当に美味しいラーメンでした。
まとめ
琴平荘は距離的に年に1回ぐらいしか行けませんが、1年分の欲求を1回で取り戻してくれるような、そんなラーメンを頂けるお店です。
また、「一人では行きずらいな~」って思っている方もいるかもしれません。僕は今回妻と行きましたが、結構一人で来ている人もいるようで、今回も20代ぐらいの若い女性が一人で来ていましたし、ほとんど毎回一人で来ている方を見かけるので、心配しなくても大丈夫ですよ。

住所 山形県鶴岡市三瀬己381-46 旅館琴平荘
電話番号 0235-73-3230
営業時間 11:00~14:00
定休日 木曜日
(10月1日~5月31日の期間営業)